いやはや、MX Master 3を持っているにも関わらず、MX Anywhere 3 for Macを買ってしまいました。
MX Master 3のモバイル版という位置付けのMX Anywhere 3。実際めっちゃコンパクトで持ち運び問題なし。しかも、これはMX Master 3より使いやすいかもしれません。
ということでそんなMX Anywhere 3 for Macのレビューを始めましょう。
MX Anywhere 3 for Macは動画でもレビューしています。
付属品をチェック
ということでまずは付属品を見ていきましょう。
- USB Cケーブル
はい、これだけです。めっちゃシンプルです。
充電はUSB Cでできるようになっているので、ありがたいです。ていうか今更Micro USBに戻れないですよね。今Micro USB使ってます?
重さやデザインをチェック
重さ95.4グラムです。つまり95.4ミリリットルの水と同じ重さです。iPhone 8が150グラムなので、それより軽いです。
持ち運びやすさをチェック
小さいので、スリーブケースのポケットにも余裕で入るので持ち運びやすいです。ズボンのポケットにも入りますよ。そんなやついないでしょうけど。
デザインをチェック
マウスの中では高級品で、1万円近いものなので、高級感があります。
表面の質感もマットな感じでジョリーグッドです。
サイドの素材が今作からシリコン系のものに変わりました。これまではゴム系のものだったので、経年劣化や加水分解で使い続けるとベトベター、その後ベトベトンになりましたが、その心配がなくなりました。
握り心地や疲れにくさをチェック
小さいので、軽く手のひらを添えて包み込むような感覚です。
両サイドのくぼみや、波型のテクスチャーもよく考えられていて、自然に掴めます。無駄な力が入らないので、肩もこりにくいんとちゃいますかね。
MX Master 3は腕全体で操作している感じでしたが、MX Anywhere 3は手首のスナップで操作できるので、移動距離が少なく、疲れにくいです。
接続や機能
Bluetooth接続ですが、非常に安定しています。1ヶ月以上、毎日使ってますけど、接続が不安定になったことは一度もないです。
機能をチェック
Logi Optionsというソフトをダウンロードすることで、ボタンをカスタマイズできます。
これがほんまに便利。というか、これがロジクール製品の良いところですよね。
私は左右のボタンにAdobe Premiere Proの動画カットとリップル削除を割り当てていますが、これだけで動画編集がめっちゃ捗ります。
これまで、動画を選択して、command+kを押してカットして、またもう1箇所をcommand+kを押してカットして、そこを選択して右クリックして、リップル削除をしてとやっていた作業が、わずか2クリックで完了してしまいます。このために買ったといっても過言ではないです。
iPadでも使えます
iPad OSはマウスに対応したので、もちろんMX Anywhere 3も対応しています。
底面のボタンで3台まで接続先を登録できるので、MacBookと切り替えるのも簡単です。
スクロールが快適
とにかくスクロールが快適で、一気にホイールを回すと、シャーっとフリースピン状態になって、すごい行数でもぐんぐん送ることができます。どうやら1秒に1,000行スクロールできるらしいです。
細かいスクロールはカリカリと動かして、本気を出すときは一気にシャーですよ。この快適さがやめられないので、ついついMXシリーズを買っちゃうんですよね。
MX Master 3ではサイドのホイールがありましたが、MX Anywhere 3ではなくなりました。しかし、サイドのボタンを押しながら縦のホイールを回すことで、横スクロールできるようになっていて、これが正直、サイドのホイールより使いやすいです。
ここの操作感が慣れるか心配でしたが、そこは人類の学習能力はすごいわけで、一瞬で慣れましたね。元々人間の親指はサイドホイールを回すようにできてないんですよ。もうサイドホイールには戻れませんね。
for Macと通常版のどちらが良いのか
for Macの売りとしては、Bluetoothの接続安定性が上がっているということなんですが、もともと不安定ではなかったので、正直あんまりわかりません。
作業効率も上がり疲労感も低減
MX Master 3が使いやすかったので、これを外でも使えるのはほんとにありがたいです。
しかも、横スクロールの操作感がさらに使いやすくなっていたり、手首で操作する感覚なので、より疲労感も低減できたり、めっちゃ良いです。
高いマウスですが、すぐに元は取れると思います。どうぞ。
MX Anywhere 3 for Macは動画でもレビューしています。